「ウルフオブウォールストリート」から学ぶセールステクニック

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こんにちは、鳥居です。

少し前にですね、「ウルフ・オブ・ウォールストリート」という映画を観ました。

有名な映画なのでご存知の方も多いかと思いますが、
ああいう”金、権力、女、ドラッグ”みたいな映画がものすごく好きでして。笑

 

面白そうだな〜と思いながら映画館では当然もう上映されてなかったので
youtubeの方でレンタルして観たわけですがこれがまたやはり結構面白かったんですね。

しかしながらただ面白かっただけではなくてそれと同時にかなりビジネス的な学びにもなりましたのでここでそれについてシェアしておこうかなというところです。

 

主人公のジョーダンベルフォートは実在の人物のようですね。
映画自体も彼の人生を元に作られたみたいなので。

それではいきましょう。

 

 

この映画から学んだ”セールス術”

 

この映画からビジネス的な意味で何を学んだか、というところですね。

まあそもそもどんな話なのかっていうあらすじ的な部分をざっと言っておくと、
主人公ジョーダンは株式ブローカー。

強引なセールスで取るに足らない株を顧客に売りつけ、
大儲けし証券会社を作り、そこでもまた非合法な取引によって会社を大きくしていきます。

最終的には証券詐欺などによって投獄されるという、全編を通して酒、ドラッグ、セックスに溺れる豪遊シーンが多く見られる非常にアメリカっぽい映画なわけですが。

 

ジョーダンはセールスのプロ。
電話一本で高額な取引を成立させ、大儲けします。

それと同時に「人の心を動かす」という技術に非常に長けていて、
前にする相手が1人だとしても、500人だったとしても上手く相手の心をつかみ、
自分の思惑通りに行動させることができるわけです。

 

 

一つ、それを象徴するようなシーンを持ってきました。
(字幕入ったものを探したのですが・・・)

いかかでしたでしょうか。
といっても全て英語なので・・・。すいません。笑

 

マイク持って喋ってるのが主人公ジョーダンですが、
彼の喋り方や大衆の反応などといった雰囲気を掴んでいただければそれで大丈夫です。

このシーンは新規株公開の直前、ジョーダンが自社の社員を前にスピーチをするところ。
ジョーダンは裏で違法な取引をしており、この株を少しでも多く顧客に売りつけ、大儲けをしてやろうと考えています。

そのためには社員にガンガン電話をかけさせまくってガンガン取引を成立させる必要があります。そんなタイミングでマイクを握ります。

 

 

ジョーダンの思惑どおりに社員達が動く理由

 

社員達の熱狂っぷりは凄いです。
そしてスピーチが終わると凄い勢いで電話をかけ始めます。

まさに、ジョーダンの思惑通りに事が進んでいると言えます。

 

 

それでは、これが映画だからだとかそんなことは別として
なぜあんなにも気持ち良く自分の思惑通りの行動を目の前の人間が取るようになるのか、
というところが面白いところです。

これを考えていくとマーケティング、セールスで大切なことが見えてきます。

 

さてなぜでしょうか。

 

 

それはジョーダンのスピーチに注目してみると見えてきます。

英語なのでちょっとわからないかもしれませんが、
ここでは実は論理的なことは一切言われていないんです。

 

例えば一般的なスピーカーがこのシーンでスピーチをするとしたら、
今回の新規公開株はどんな銘柄でどういった将来性があって、
これを取引するとどれだけ%の見返りが見込めて・・・

だからそういった観点から顧客にお薦めするのがいいんじゃないか?
なんてことを言いそうなものです。

論理的な説明、というものです。

 

しかしながらジョーダンは違う。
ここではそういった論理的なことは一切言わずに、
ただただ、目の前の社員達の感情を高めるような、ある意味宗教的な事柄を情熱的に語っているわけです。

 

お金がある生活、ない生活。
お金はあった方がいい。
お金があるとこんなことができる、こんな風になれる。
逆にお金がなければこんな惨めな思いをすることになる。
たくさん稼いで自分の思いどおりの人生を送りたければそう、電話をとってこの株を顧客にこれでもかというほど売りまくれ!

 

目の前の人たちにそれぞれの理想、またその逆を明確に想像させる。
理想とかけ離れた人生がどれだけのものか、という恐怖を煽る。
理想に向けてワクワクさせいてもたってもいられなくする。

そういったことをジョーダンはしているわけです。

 

 

一言で簡単に言うと、
「相手の感情に訴えかける」。

これです。

 

 

マーケティングやコピーライティングを語る際にも良く言われることとして、
「人は感情で動くもの」ということがあります。

あなたにも経験があるのではないでしょうか。
一目惚れして、猛烈に欲しくなって、特に何も考えずに買ってしまった。

 

僕なんかは少し前に熱帯魚を衝動買いしてしまいましたが、
あれなんかはまさにこの「感情」のみで買ったと言えます。

お店で売られている熱帯魚を見た瞬間、
それを可愛いと思うと同時に自分の頭の中に熱帯魚がいる生活が思い描かれるわけです。

水槽のあるオシャレな部屋、熱帯魚による癒し、熱帯魚がいれば女の子にモテるんじゃないか。

熱帯魚を見た瞬間に僕の頭の中を駆け巡るそれらの欲望は「感情」です。

この時は、どれだけ維持費がかかるのかとか、毎週水換えをする手間だとか、
どれだけ育てるのが難しいのかだとか、そういった「理論」の部分は一切考えていない。

まさに感情で買ったと言えるわけですがこれは僕のみに限らず人間であれば誰もが当てはまる事項です。

 

 

セールスにおいてまずベネフィットを提示しろというのはそのためです。
人が動く第一条件はまず感情であり、それにコミットしたアプローチが最も成約に結びつきやすいものだと言えます。

ジョーダンのスピーチに話を戻すと、
彼はまさにこの感情という部分にコミットして話をしているんですね。

そしてそれを情熱的に、身振り手振りを交えて訴えかけている。
それだからこそあそこまで人の心を動かし、自分の思惑通りに行動させることができたわけです。

 

 

大衆を扇動するということ

 

セールスを考えるにあたって、特にこのネットビジネスの世界では顕著ですが、
”扇動”という概念が挙げられることがあります。

人の気持ちを煽り立てて自分の思い通りに行動させるように仕向けることです。
こう書いてしまうと、あまり良い意味のようには捉えられないかもしれませんが、
あなたのビジネスの展開の中に、この扇動という概念を取り入れることも場合によっては必要になります。

 

理想のマーケティングを組めばセールスは不要になるとは有名な人物が残した言葉かもしれませんが、実際のところ全てのビジネスにおいて全くセールスがないということもないでしょう。

セールスとはそもそもお客さんに対して、「これを買うべきだ」という説得のことを言い、
その説得をうまく運ぶためには相手から自分の思惑通りの反応を引き出す必要があります。

その点において扇動の効果が発揮されるようになります。

 

 

扇動とは言い換えれば恣意的な情報提供となります。

自分の思惑の方向へ有利になるようなアプローチの仕方をして、
相手の信念、価値観に影響を与えて選択肢を狭め、最終的に自分の望み通りの行動を取らせるようにさせるわけです。



扇動について語り始めるとなかなか長くなってしまうもので、
ここではこの程度にしておこうと思いますが、世の中にはあなたの価値観や信念に影響を及ぼす情報がたくさんあふれているものです。

 

その発信者に何かしらの思惑があるのだとしたらそれは扇動だということができるわけですが、
それをただ受け流すだけではなく、自らのビジネスに取り入れていこうという考えも必要だということですね。

 

 

ジョーダンベルフォートはこの部分が凄かったわけです。

自社の社員に大量に新規公開株の取引を成立させるようにしたいという思惑の元、
お金がどうだとか、貧乏がどうだとかそういった話で社員達の感情に訴えかけ、煽り、
勢い付け、行動させるように仕向けた。

その結果巨万の富を得たんですね。

 

ビジネスを展開する人間としてはお客さんが自分が望む行動(商品の購入など)をとってくれたらどれだけいいものかと誰しもが考えるものかと思います。

そのために扇動という概念の理解は必要だということでした。

 

 

しかし、最後に一つだけ言っておきたいことがあるのでそれだけ。
ジョーダンは扇動テクニックに非常に長けていてそれを使って多額の利益を上げましたが結局は逮捕されてしまいました。

そう、扇動とはそれをマスターすればかなりの威力を発揮するものになりますが、
同時に悪いことをやらかすためにも同じように使えてしまうものです。

使い方を間違えてはいけないですよね、ということです。
それだけはご理解いただければと。

 

 

さて最後に、ウルフ・オブ・ウォールストリートは映画でしたが
実際のリアルの世界で扇動テクニックをもって大衆の感情に訴えかけ、
多くの人の心を動かした人の映像を載せておきます。

 

何度も言っていますが人を動かすにはまず感情を、です。

映像を見ていただければわかりますが
小難しい論理は一切抜きに、大衆の感情に情熱的に訴えかけるという、その点のみにコミットしています。結果大衆の反応は凄いもので、社会を変えてしまった偉大な人物達です。

 

動画の中の演説シーンを見ていただければ良いかと。

 

キング牧師の演説(4:00あたりから)

 

ヒトラーの演説(0:40あたりから)

 

 


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