吉野家から学ぶブランディング

今日はブランディングのお話を少々。

 

まあライバルに打ち勝つために
価格競争以外の方法としてよく話に出されるのが
ブランディングであり、その重要性については
以前も何度かお話ししているかと思います。

 

ただやっぱりこのブランディングについても
間違った解釈をしている方もそれなりにいるのではないかと。

 

よくいますよね〜
例えばまあギラギラ系の見せ方をしている人とか。
高級車乗り回して六本木ヒルズでどうたらこうたらとか。

 

別にそれはそれでいいし批判しているわけではないですが、
それだけがブランディングじゃないよ、ということです。

まあ当のご本人たちはたくさん稼いでらっしゃるだろうし、
そんなことは理解した上でああいう演出をしているのだと
思いますが、それを見たあなたがブランディングとはそういうことなんだ!
って勘違いしないようにしてもらいたいんです。

 

まあギラギラ系ならまだしも、
最近はダンディ系を名乗るアホもいるらしいので、注意が必要です。笑

 

 

 

さてそれでは、今日はタイトルにも書きました通り、
吉野家からブランディングということを学んでいきたいと思います。

 

吉野家とブランディング、
えっ?って思われた方も多いんじゃないでしょうかね。

まあそうですよね。
吉野家なんて価格競争で頑張ってる典型でもあり、
そういう話題の時に例として大活躍するお店でもあります。

 

けどまああえてここで吉野家を持ち出してきたのも、
僕のよく行ってた吉野家で働いていた
ある一人の男性店員の話をしようと思ったからなんですね。

 

あ、ちなみに僕はTwitterの方では「食を愛し」とか言ってますが、
吉野家もすごく好きでよく行ってたんですよね。

フランス料理とかイタリア料理にはまってここしばらくで
もう数十件はいろいろ行ったかと思うんですが、
結局食べ物の中で何が一番好きかと聞かれれば
迷わず吉野家の牛丼と答えます。笑

すき家ではありません。吉野家です。

 

まあフレンチとかなら名古屋市内なら僕に聞いてくれれば
いろいろとおすすめのお店紹介できますよ!笑

とか言ってると話題が逸れそうになるので
それに関してはまたどこかで話しましょう。

 

 

 

それでですね、吉野家から学ぶブランディング。

 

僕のよく行ってた吉野家にダンさんという店員さんがいたんです。

 

日本語はふつうにしゃべるんですけど
おそらく日本人じゃないです。アジア系だと思います。

 

 

ちなみにそのお店は都会のど真ん中のど真ん中にあって
客の出入りも激しくピーク時は常に満席、
店員さんもすごく慌ただしく働いているような状態の店舗です。

 

そこに僕も一時期結構な頻度で通っていたときがありまして、
行くとほぼ毎回ダンさんがいるわけです。

それでね、ダンさんは僕の顔を覚えていてくれて、
行くと毎回僕の目を見て大きな声で
「いつもありがとうございます!」って言ってくれるんですよ。

 

まあ吉野家行っていつもありがとうって大きな声で言われるのも
なんか恥ずかしいな〜とか思いながら内心は少しうれしかったりと
いろいろなことを思ってたんですが。笑

それは他のお客さんに対してもとかではなく
あきらかに僕にだけなんですね〜。

 

 

 

でまあ「いつもありがとうございます」って言われたことが
そんなに嬉しいのか、記事にするほどのことなのか、
って思われた方も多いと思いますが、そうなんですよね。

僕にとってはそれほどのことなんです。

 

 

なにがかって、やっぱりまず吉野家っていうところに
そこまでの期待をしていなかったわけですよね。

 

特にさっきも言ったようにすごく忙しい店で、
店員さんも常に動きっぱなし、回すのが精一杯で
接客も早口にマニュアルを棒読みしているだけ。

なにも心もこもっていない、
「早い・安い・うまい」をモットーに
いかに回転率を上げるか、目の前の客をさばくか
にしか興味がない。

 

そういう状況であるから、こちらとしても
その店に対しては「早い・安い・うまい」の最低限しか
期待していないわけです。

 

 

そんな中でですよ?そんな中でくるダンさんの
「いつもありがとうございます!」です。

 

 

これにはかなりの効果があります。
まあもともと期待値がかなり低かったっていうこともありますが
ダンさんは完全に僕の「期待を超えた」わけです。

 

ここ、重要です。

 

お客さんっていうのは期待を超えられたときに
すごく大きな満足感を得ます。

 

あなたもそういう経験があるのでは?

 

アップル社やスタバが強烈なブランドを確立して
稼ぎまくっているのも常にお客さんの期待を超え続けているからです。

 

期待を超えるということが大きな満足感へと繋がって、
それがその会社、個人に対してのブランド化へと繋がっていきます。

僕にとってダンさんがいるその吉野家は、牛丼の味自体は
他店と全く同じなわけですが、けどそれでも僕の中のイメージとしては
あそこは違うな〜という風になってるわけです。

それは期待を超えられて普通以上の満足感を得ることができたからです。

 

だからそういうことの積み重ねが結局はブランディングなわけです。

 

「おれはダンディズムの極みだぜ!わはははは〜!」
がブランディングではなく、お客さんを満足させ、楽しませる。

そういう経験をお客さんに与えていると、
「あいつはなんか違うな」と思ってもらえるようになるわけです。

 

表面上の薄っぺらいものではいけません。

 

もう少し根本に関わることです。

 

 

期待を超えるということはそんなに難しいことでもありませんが、
簡単なことでもありません。

 

自分の信念がにじみ出る部分でもあります。

目先のお金を追うことだけに必死になっている人は
お客さんの期待を超える仕事をしよう
なんていう発想には至りません。

それではブランド化は難しいということが言えます。

 

 

ダンさんは店の回転率を上げることのみにとらわれない、
「信念」を持っているんでしょうね〜。

 

 

 

 


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